あみぐるみと毛糸の太さの切っても切れない関係
皆さんこんばんは!理想のあみぐるみを作るには毛糸の太さも重要です。
この太さだと左仕上がりはこんな感じ……というのを身体に染み込ませることができれば、ますますあみぐるみや、輪の作り目から作る編み物が楽しくなります!!
輪の作り目や、細編みなどの基本を確認したい方はこちらのページへ
今回は毛糸の太さと仕上がりの印象をお話ししていきたいと思います。
毛糸の太さとサイズ感
そもそも同じ編み図で編んでも毛糸の太さが違うことで仕上がりも大きく変わります。
ここでわかりやすい例をお写真で紹介します。以下の写真は同じ段数目数で円を編んだものです。
左が刺し子糸、真ん中が中細毛糸、右が極太毛糸です。さらなる詳細はもう1枚の写真をご覧ください。
このように毛糸の太さでサイズが大きく変わることがわかります。
中細毛糸を使った場合
一般的なあみぐるみでは中細毛糸を使うことを推奨しているものが多い印象を受けます。
両手で持てるようなサイズのあみぐるみを作る際に、程良い細かさできれいに見えるのでお勧めしているのだと思います。
以下の写真のお馴染みのかえるは中細毛糸で作ったものです
そして、実はこれも、同じ毛糸で編んでいます。
作品の大きさの違いで随分印象変わりますね!
細い毛糸を使った場合
今回のように刺し子糸を使って作ったあみぐるみはこちらの青い鳥です。
細かい調整が効くのが細い毛糸を使用した場合です。1目1目が細かいので、より繊細な表現ができます。手のひらサイズのもので目を増やしたり減らしたり微妙な変化をつけて繊細に作りたい場合は細い毛糸を使用するのをおすすめします。
極太毛糸を使用した場合
極太毛糸はガツガツ編めるので初心者にはおすすめです。20センチ以上のサイズなら、太くても粗い感じにならず、コミカルな印象を与えてかわいいですよ!
私はぬいぐるみよりかは、プラスアルファの機能をつけるものを作る際に太めの毛糸を使いました。下の写真はブックスタンドです。中にビー玉をつめて重くしました。
ドアストッパーなども、タルトの重しなどをつめて太めの毛糸を使うのもいいと思います。
大きい作品を細かい毛糸で編むのは大変ですし、全体が大きければ、極太毛糸でも仕上がりは綺麗です。
反対に小さい作品を極太毛糸で編むのはどうでしょう。多分、不可能ですね。よくわからない毛糸の団子になっちゃうと思います(笑)
刺繍糸で編む
最近では、有名手芸メーカーさんなどが、刺繍糸でミニチュアのお弁当のおかずを編んだりする提案が行われていたりしています。
その場合は、レース編み用の編み針が必要になりますが、要領は同じ。
慣れてくれば、ピアスやボタンなんかにもできそうで、幅が広がりそうですね!
ただ、私はこぎん糸で編み始めたら、こんがらがってしまいイライラ
ヽ(`д´)ノくコンナノヤッタラレッカー
面倒でも最初に丸めて毛糸玉を作ってあげるのがいいかも。
あとは、ミニチュアだからと割り切って、ハサミで切って3mくらいの糸の束にしておくのもよさそうです。
毛足の長い毛糸で編む
編み地がはっきりと見えるあみぐるみの方が馴染みがあるとは思いますが、少し毛足の長いものやループ状になっているような系統使うと、あみぐるみが本当のぬいぐるみのように見えて、また面白いです。
あみぐるみを作るのに慣れてきたらぜひチャレンジしてもらいたいです!
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