〜行政書士独学にまつわる【お金】と【時間】〜
こんにちは!
多趣味でアグレッシブなワーママ、かのこです。
このたび、2020年行政書士試験で合格しました!
今回は、独学ってどうなの?という方の疑問に応えて行きたいと思います。
せっかく覚えた色々を忘れないようにブログに残しながら、メインは勉強法や時間の作り方、1日の時間配分などを紹介します。
10秒でわかる記事の内容
独学で勉強できるものなのか?
できます。行政書士は独学用の市販のテキストが多くあります。
「テキスト選び」と「取り組み方」を間違えなければ、必ず合格出来ます。
合格まで3年かかった私が言うのもなんですが、1年でも可能です。
私が正しい勉強方法を1年目に気づいていれば合格できたなと今でも後悔しています。
試験慣れしていなかったこともあり、最初に閃いたものを選ばずあれこれ考えてしまって間違ったものを選んだ数が5問。記述でも、正解を書いていたのに、文章がまとまらず、書き直したら間違っていたという最悪パターン。
162点で不合格。あと、1日、復習して記憶を定着させていたら1年目で合格できたと今でも思っていすます。
つまり、私が体験した成功事例の勉強法と、失敗事例の勉強法、どちらも知ることで、皆さんは絶対に1発合格できます!
時間の面のお話
時間だけで言えば、1年前から毎日1.5時間勉強できる環境があれば、法律知識なしのまっさらな状態でも合格は目指せます!
新しい知識を得るときに、「どのような視点で読むのか」これさえわかれば、理解力や頭に入るスピードか劇的にアップします。
間違った勉強法だと、テキストを何度読んでも頭に入らず、時間だけが過ぎていきます。
このブログで「法律知識が頭に入りやすい勉強方法」を読んで、自分には向かないなという方や、毎日勉強範囲を自分で決めて勉強する自信も余裕もない、という方は通信教育や、予備校の力を頼った方が近道かもしれません。
ただ!その決断をする前に、「法律知識が頭に入りやすい勉強方法」をぜひ知ってほしい!その方法は後ほど詳しくお伝えします。
お金の面のお話
1年で受かるなら、独学の方がお金はかかりません。
私の場合3年かかったので、トータル69000円、約7万円です。
内訳は、
- 1年目(2018年)テキスト約23000円+ 受験料7000円+写真代800円
- 2年目(2019年)テキスト約6000円+ 受験料7000円+写真代800円
- 3年目(2020年)テキスト約17000円+ 受験料7000円+写真代800円
最安値の通信教育なら約50000円で受けれるので、2年以上かかると独学の方がお金がかかると言えそうです。
法律の勉強は、古いテキストでやってはいけないのが鉄則ですが、改正がない限り、1年前でも問題はないというのが私の感想です。
たしかに、最新のだと前年の傾向を加えた作りにはなっています。でも、去年出た問題が次の年も出るかと言えば確率は低いし、改正がなければ、予想問題を買い足すだけでいいと思います。
私は運悪く、民法改正をまたいでしまったので、民法の問題集を買い直しました。
あと、過去問も3年目になると見た問題ばかりで全部正解でもいまいち手応えがなく、新しいテキストを購入。
合格すると会社から5万円支給してもらえるのですが、それでもマイナス。
結論。安く済ませたいなら2度目まで
勉強のペース配分の正解は?
前半ゆっくり息抜きなし、
半ばチャキチャキ息抜きあり、
最後仕上げは繰り返し。
これが私にはあっていました。
では一つずつ細かく解説していきます。
①前半ゆっくり息抜きなし
まず、初めての知識を入れますから、不明点は残さずに読み進めましょう。わからない用語や、言い回しは逐一調べましょう。理解せずに量読んでも時間の無駄です。
ただ、息抜きと言ってゲームをしたり、漫画を読んだりすると、理解しかけたことはすぐにどこかへ行ってしまいます。
最初の作業は細かいパーツを拾い集めて、それぞれを正しい紐に通すことです。紐に通す前に別のものを広げてしまったら、パーツはどこかへ行ってしまい、もう一度やり直しです。私は全くの初心者だったので、その作業に3ヶ月費やしました。
詳しいやり方はまた次の記事で紹介しますね。
②半ばチャキチャキ息抜きあり
ある程度仕分けができたら次の段階です。
実戦で色々な問題を解き、新たな知識を手に入れるのです。
そして、それをまた仕分けた紐の中から関連するものを見つけて、通します。
つまり、パーツを増やす作業です。
この時は、多少息抜きもOKです。30問といたら1時間好きなことをするなどの合間休憩を挟むんでも大丈夫なのです!
この作業はいくら時間を使っても構いません。
ただ、おそくとも試験3ヶ月前には次の段階に入りましょう。
③最後仕上げは繰り返し
間違えた問題の復習です。そして、なぜその選択肢が違ったのか、正解だった選択肢は何を根拠に正解と導いたのか、曖昧にせずきちんと整理します。そして、できればノートにまとめます。
一度正解した問題は抜かし、間違えた問題だけ解いていくとだんだんと問題数が減っていきます。そうしたら、また一から解き直します。1回目よりもスピードが上がっているはずです。さらにまぐれ当たりや記憶が曖昧な問題が洗い出されます。これを試験3週間前までに2から3回は繰り返してください。
さあ、最終段階です。過去問だけの勉強では合格圏内は目指せません。
問題を解きながらまとめたノートを、読み返し、記憶に定着させます。そして、その法律のルールをみつけ、そこに当てはめていくのです。特に行政法などは非常に細かいので、自分で表にまとめることで、目新しい問題にも正解できます。2週間から前は定着です!
新しい知識を入れるよりも、迷わず正解を選び出せる確固たる自信を身につけましょう!
繰り返し解いた問題で3周やっても間違え続けた問題の解き直しや、自分で作った表を六法と比べて間違えがないか確認するなどもおすすめ!試験2週間前になったら、息抜きせず今詰めてやりましょう!
ここでの勉強濃度で後悔するかしないかが決まります。
失敗する息抜きと成功する息抜き
息抜き○✖️の判断がピンと来ない方へもう少しわかりやすく説明しましょう。
最初の作業は、図書館の中にある膨大な本をあいうえお順に並べる作業です。
合間合間で違うことをすれば、どこまでやったかわからなくなって二度手間です。
逆にいえば、今日はここまで!と決めれば、その後はもちろん息抜きしてOKです。ただ、この作業のうちは、没頭してしまう息抜きはお勧めしません。漫画でも1話で完結しないものや、テレビも続き物のドラマなどはやめておいた方が良いでしょう。
私は誘惑に弱いタイプだったため、この期間は漫画を絶って、編み物や料理、消しゴムハンコなど、手芸に力入れてました〜
さて、その一方で、次の作業は何かというと……新しく入ってきた本をあいうえお順に分ける作業です。
作業としては、1冊取ってタイトルを見て、正しい棚に入れればこの作業は完結です。
※ちなみに、その時に、初めて見る漢字や読み方があれば、それをノートにまとめておくのです。そうすることで、次に同じ漢字を見た時にすぐに正しい棚にしまえます。
1冊の本を見て、しまって、まとめる。この一連の作業さえ続けてやれば、次の本に行く前に休憩しても、混乱も二度手間も発生しないですよね!つまり、合間合間の息抜き勉強にマイナスには働きません。自分に合った効果的な息抜きを取り入れてください!
独学で勉強できるかは、最初で決まります。
新しい知識を入れる時に、楽しい!と感じてテキストのページをめくるのが楽しみな人は、独学で行けると思います。
何度読んでも理解ができない。心が折れそうという人は、通信教育や予備校を選択した方がいいかもしれません。
ただ、結論を出す前にぜひ、「法律知識が頭に入りやすい勉強法」をチャレンジしてみてください!
詳しい勉強法の紹介はこちら💁♀️
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