自分に合ったスタート時期を決める3つのポイント
こんにちは!最近、娘が目覚ましで起きて、自分も弟も着替えさせてくれることに感激している、かのこです。
いつから勉強を始めればいいの?
そんな質問をよく耳にします。
ネットでも、半年で!とか1年で!とかみたりしますが、受験生の性格や生活環境によって全く違います。
考えてみれば当たり前ですよね。
今回は、自分に合った勉強計画を立てるためのポイントを3つお伝えします!
Ⅰ.行政書士試験の申し込み日を知ろう
まず、ここを知らないと話になりません。
申し込み方法
郵送 or インターネット
申し込み期間
7月下旬から8月下旬くらい
郵送の場合は願書申請も必要
7月初旬から8月中旬くらい
窓口 or 郵送
願書申請は結構面倒くさいと思うので、
よほどのことがない限り、インターネットでの申し込みをオススメします。
Ⅱ.行政書士試験と出会った月によって受験年を決める
行政書士っていうのがあるんだ!私も取りたい!合格目指すぞ!
と、行政書士試験の存在を知り、やる気になった月によっていつから始めるかの大まかな方針が決まります。
9月以降の場合
今年の受験は間に合いません。次の年に受験しましょう。
7月、8月の場合 3〜4ヶ月前
受験そのものは間に合いますが、現実的かどうかを考えて判断しましょう。
法学部出身、とか、法に関係ある仕事をしてるなど基礎を知っている場合でない限り、次の年の受験をオススメします。
5月、6月の場合 5ヶ月〜半年前
短期集中型で、1日あたりの勉強時間もある程度取れるという方は、その年の受験を考えてもいいかもしれません。
前の年の1月から4月の場合 7ヶ月〜10ヶ月前
今すぐ計画を立てて取り組みましょう!
前の年の9月から12月の場合 11ヶ月前〜1年以上前
(最初と被りますが、前の年の受験は間に合わないので、)計画を立ててみて、すぐに始めるべきか、もう少し待ってからがいいか考えましょう。
ただ、思い立ったら吉日!テキストを探しに本屋さんへ行ったり、情報収集したり、勉強計画を立てたりして、その情熱を絶やさないようにしましょう。
早めに投資をしてしまう方がいいのですが、テキストは前の年の12月過ぎに出ることが多いです。早めに買いすぎるのはNG!そこは受験年のテキストや問題集が出るまで待ちましょう。
Ⅲ.自分が始めるべきスタート月は、逆算で叩き出せ!
まず、1番重要なのは本番3ヶ月前、つまり8月の中旬には基礎が入った状態で問題集をしっかり理解しながら1周解き終えている。
ここがポイントになります。
8月の中旬までにやることは3点です。
①薄いテキストを2回読む
(1回目はとにかく読む。2回目は自分が重要と感じたところに線をひきながら、1回目で掴んだ枠組みが間違っていないか確認しながら読みます。)
法律に対する理解度20〜30%
②一問一答を解く
(わからないところは自分の言葉に置き変えながら不明点をつぶしていき、それを書き込みまくります。)
法律に対する理解度50%
③五肢択一問題集を1周解く
(自分の理解と違うところはテキストに戻って、それでもわからない場合はネット検索でも良いので、しっかり納得しながら解き進める。原則に対して例外もたくさんあるので、例外はノートにまとめておくと直前の復習に役立ちます!)
①~③を何ヶ月で終わらせられるか当てはめて算出
この3点を、自分ならどのくらいの期間でできるのか考えます。
ただ、テキストに関しては、だらだら読むのはオススメしません。少し無理してでも1ヶ月から1ヶ月半で2回読み終えましょう。
そんな時間1分も無い!と言う人は自分の1日のスケジュールを書き出してみるといいですよ!意外な隙間時間が見つかるかもです!
さて、例えば1日2時間時間が作れそうだぞ!
となったとしましょう。
わからない問題は悩んでも答えは出ませんので、すぐに飛ばします。
問題番号に「?」などを書いておきましょう。
一問一答の場合はすぐに答えを確認し、テキストを開いて確認した方が良いです。
このように、調べて納得しながら解くのに時間を惜しんではなりません。
1時間に何問解けるか、余裕を持って見積もって、全部の問題数から割り算して掛かる時間を計算します。(1時間10問を見積もっておけば間違いはないでしょう)
そして、問題集の上などに、日付などを書いて、計画を見える化しましょう。
余裕を持って計算しておけば計画より遅くなることはありません。もちろん、計画より早く進めるのは全く問題ないです!思った以上に早く進みそうな場合は、計画を前倒しに見直してちゃんと見える化し直してくださいね!
その上で1年以上かけて終わらせるのか、半年で終わらせるのか、などスタート月を決めましょう。
Ⅳ.三度目で受かったかのこの勉強計画
興味がある人は読んでください!
1年目の勉強計画
ちなみに私は2018年3月からスタートしました。勉強期間は8ヶ月ですね。
最初の試験は162点。18点足りずに落ちましたが、凡ミスが多く、今でも
あと1日多く勉強していれば一発合格できたのに
と悔しさが込み上げてきます。
とりあえず、8ヶ月で合格を狙えるレベルまで持ってくることはできました。
ただし、まるまる産休育休中だったので、時間はたっぷりありました。
でも、余計だったなという勉強もたくさんあったし、正直ずっと勉強していたわけでもないので、1日2時間から3時間程度勉強時間が取れる人は、働きながらでも1年くらいの勉強で一発合格可能でしょう。
2年目の勉強計画
実は私かのこ……2018年11月試験後に不合格だろうと落ち込んで、法律を忘れないようにとなぜか司法試験の予備試験の勉強をする謎な行為をしました。
主人が、応援する!と言って通信教育を申し込んでくれたんですね。
その額、55万です。
今でも申し訳ない。
予備試験はまず短答式試験で160点取った人が論文式試験に進めるのですが、
行政書士の試験科目にプラスして、刑法、刑事訴訟法、民事訴訟法を勉強する必要があり、短答式試験の5月までエンジン全開で、寝る間も惜しんで勉強しました。
しかも、その間に下の子の保育園デビューに、職場復帰というイベントもこなして。
結果、120点で40点も足りずに当然のように不合格。
その後、プチンと緊張の糸がとれて、8月くらいまで何にもしませんでした。
慌てて3ヶ月前から過去問中心にほぼ過去問だけを解き倒して、
結果、またまた162点で不合格。
2年目は、まあ、そうだろう。むしろ思ったよりも取れたな。という感想でした。
ただ、そこでわかったのは、過去問だけ解き倒しても受かる資格じゃないんだな、ということです。これが3年目の直前期の勉強法にヒントをくれました。
そして、中だるみの危険性と、私の場合、エンジン全開のフルスピードは本番3ヶ月前まで取っておいた方がいいことを学びました。
3年目の勉強計画
3年目は毎日5問ずつ全科目の問題を解くといったスローペースでスタート。
コロナで勉強できる場所もなく、やる気も低下していたところ、友人ママさんの言葉でやる気アップして9月から猛勉強。
そして合格を果たしたのは以前の記事で紹介した通りです。
まとめ
さて、今回は勉強のスタート時期を決める3つのポイントを伝えました。
Ⅰ.受験の願書提出の期間を知る
Ⅱ.行政書士試験の存在を知って受験を決めた月から何年度の試験を受けるか考える
Ⅲ.自分の確保できる勉強時間から逆算してスタート時期を計算する
どんなに疲れていても、毎日、1ページもしくは1問は必ずやりましょう。
最初から、2年、3年スパンの計画をするのはオススメしません。
長くても1年半で合格することを目指して勉強しましょう!!
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